2016年6月24日金曜日

【トリビア】「君が生きた証」にまつわるアレコレを追記。

アントン・イェルチンの事故はリコール車の欠陥が原因だったことがはっきりしてきたようで、メーカーに対する集団訴訟が起されたとのニュースが。シフトを「P」に入れても「N(ニュートラル)」になってしまう不具合で、コンピューター制御なので修理方法はソフトウェアをインストールするだけらしい。自動車の操作がもっとアナログだった時代にはありえなかった事故であり、AI化の弊害ってもはやSFだけの話じゃないな。

前回の「君が生きた証」全47曲解説というかなり自己満足的な投稿を、思いもよらず大勢の方に読んでいただいたようで本当にありがとうございます。改めて映画を見なおしたり、調べものを再開したりしていたら、気になることが次々と出てきて加筆や修正を繰り返していたのですが、もはや「曲解説」でもなんでもない内容が増えてきたので、メモを兼ねてトリビア的にざっくりまとめておきます。

2016年6月22日水曜日

『君が生きた証』全47曲解説

『君が生きた証』(2014・米/原題:Rudderless)でクエンティンを演じたアントン・イェルチンが、6月19日に不運としか言いようのない事故で亡くなりました。すでに脳内でイェルチン=クエンティンと化している自分は『君が生きた証』のことばかり考えてしまい、ネットを覗いてみると同じようにイェルチン=クエンティンに想いを馳せている人が大勢いて、勝手に連帯のようなものを感じています。

『君が生きた証』で使われている音楽に関しては、映画ライターという仕事と趣味の両方でいろいろ調べていましたので、劇中で流れる全47曲を登場順に並べて解説を書いてみました。どうかと思われる長さ(約9000字)ですが、ご興味のある方、自分のように『君が生きた証』に魅せられてしまった方のご参考になれば幸いです。